帰敬
帰敬
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文例 · 用例
『愚禿悲歎述懐』には「五濁増のしるしには この世の道俗ことごとく 外儀は仏教のすがたにて 内心外道を帰敬せり」といい、また「かなしきかなやこのごろの 和国の道俗みなともに 仏教の威儀をもととして 天地の鬼神を尊敬す」といっている。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
それはこれからは世俗の煩悩を捨て安らかな世界を究めていくという象徴であり、兵士たちを仏の弟子とする帰敬式であった。
— A WISH FULFILLED 『男子の本懐』 青空文庫
十二 大炊御門左大臣(経宗)という人は月輪兼実とは違い、日頃から余り信仰のない人であったが、ある人の方便で上人を請じ屏風を距てて念仏談を聞き信仰心を起して法然に帰敬し、文治五年の二月十三日に生年七十一で出家を遂げたがその月八日臨終正念の往生をとげたという。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
慈鎮和尚といい妙香院の僧正といい何れも名門の出であり、一代の有徳であり、その一代の行業は伝うべきもの甚だ多いが是等の大徳が帰敬し崇敬した法然の器量が思いやられる。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
「一に仏法に帰依、二に正法に帰奉、三に師友に帰敬。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫