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籠居

ろうきょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
staying at home or indoors
文例 · 用例
廿九日、庚辰、霽、相模次郎朝時主、駿河国より参上す、将軍家の御気色並びに厳閤の義絶にて、彼国に籠居するの処、御用心の間、飛脚を以て之を召さると云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
從つて心理状態も亦冬期とは異なつて、慥に發揚すること多く、退嬰すること少く、籠居を厭ひ、外出を喜ぶやうになり、器械がするやうな勞作には倦み易くなつて、動物がするやうな、意志あり、感情有る仕事を爲さうとする。
幸田露伴 努力論 青空文庫
庄造は煩雑なことが嫌いなので、妻も嫁らず時どき訪れて来る俳友の他には、これと云って親しく交わる人もなく、一人一室に籠居して句作をするのを何よりの楽しみにしていた。
田中貢太郎 狸と俳人 青空文庫
柏崎、三井寺、桜川、弱法師、葵上、景清、忠度(囃子)、鵜飼、遊行柳(囃子) 野中氏は感激して岳父の希望通りこの一冊を友としつつ富士山頂に一冬を籠居したが、その時に「景清」の「松門謡」に擬した次のような戯れ謡が出来たといって、古い日記中から筆者に指摘して見せた。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
いやに熱苦しい南風が一日吹き通して、あまり心持ちのよい日ではなかったけれど、数日来雨は降る水は増すという、たまらぬ不快な籠居をやってきたのだから、今日はただもうぬれた着物を脱いだような気分であった。
伊藤左千夫 水籠 青空文庫
世間は花咲き鳥歌う春であるのに、不幸にして神仏にも人間にも見放されて、かく籠居している我々である。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
酷熱の屋根裏に籠居をつづけた。
牧野信一 「学生警鐘」と風 青空文庫
私は夜見村の水車小屋の二階に籠居して創作の筆を執り、または赤松村の酒造家の蔵にみこしを据えて赤鬼となり、或ひは鬼柳村の櫟林に屯ろして誘蛾灯を点したりして、謹厳であつた。
牧野信一 その村を憶ひて 青空文庫
作例 · 標準
彼は病気の療養のため、しばらく人との交流を絶って籠居している。
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江戸時代、謀反の疑いをかけられた武士は、自宅での籠居を命じられることがあった。
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彼は世間の喧騒を嫌い、山奥の庵で籠居生活を送っている。
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