丁夜
ていや
名詞
標準
fourth division of the night (approx. 1am to 3am)
文例 · 用例
眉毛は太く短くまっ黒で、おどおどした両の小さい眼を被いかくすほどもじゃもじゃ繁茂していやがる。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
眉毛を描いて眼鼻をくっつけ、そうして知らんふりをしていやがる。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
平凡と言つた所で、決していやな感じがする平凡ではない。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
福慈岳には夏に入るので白雪でも頂いていやしないか知らん。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
」帽子をとっていやに堅苦しくその男が云った。
— 宮沢賢治 『あけがた』 青空文庫
「民さんはさっき何を考えてあんなに脇見もしないで歩いていたの」「わたし何も考えていやしません」「民さんはそりゃ嘘だよ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
シベリアへ兵隊を出すことさえ始めなければ、自分達だって、三年兵にもなって、こんなところに引き止められていやしないのだ。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
「お、おどれがうま/\と腹をおこしていやがる。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
作例 · 標準
丁夜の静けさの中、遠くで犬の吠える声が聞こえた。
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昔の日本では、丁夜の刻に人々は深く眠りについていたという。
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丁夜になると、城の見張り番は交代し、新たな巡回が始まる。
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