閻魔の庁
えんまのちょう
名詞
標準
judgment seat of Yama (judgement)
文例 · 用例
『閻魔の庁で公事を起こそうってわけですね。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
「公(忠直)は湯漬飯を命じ近侍|真子平馬に膳を持たせ、立ながら数椀喫せられ、食終て公舒々と諸軍に向い、最早皆々満腹すれば討死しても餓鬼道へは堕ちず、死出の山を越して直ちに閻魔の庁に入るべし」と。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
」「ようし待っておれ、今にその罰で閻魔の庁へ行ってから鉄の刺叉にさされて、じりじりと鬼に火焙りにされるからな!
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
国会開設、改進々歩が国の為めに利益なればこそ善けれ、是れが実際の不利益ならば、私は現世の罪は免かれても死後|閻魔の庁で酷い目に逢う筈でしょう。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
……貴様も年貢の納め時、首を切られて地獄へ行き、閻魔の庁へ出た時に、誰に手あてになったかと聞かれて返辞が出来なかったら、悪党冥利面白くあるめえ。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
「さても其後、閻魔の庁では」家来十人は娑婆へ戻つてもよいが、小栗は修羅道へ堕さうと言ふ事になる。
— 折口信夫 『餓鬼阿弥蘇生譚』 青空文庫
……前代未聞の返り討ちに、汝逢ったと閻魔の庁で、威張って宣り通れるよう、むごたらしくきっと殺してやる!
— 国枝史郎 『剣侠』 青空文庫
尊慧がそれを開けてみると何と閻魔の庁からの招待状である。
— 第六巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4