辻強盗
つじごうとう
名詞
標準
highwayman
文例 · 用例
かれらは二、三人または三、四人ずつ幾組にも分れて、馬喰町その他に宿を取って、江戸馴れない旅人の風をして窃盗や辻強盗や万引の悪事を働いていたのであるが、そのなかで証拠の最も歴然たるのは、日本橋人形町の小間物屋忠蔵方で鼈甲の櫛四枚をぬすみ取ったことであった。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
「辻強盗に剥がれたんですか……?
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
」 一糸もまとわぬ裸から、想像できるのは、わずかに辻強盗ぐらいなものだった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
小沢は外地から復員して、今夜やっと故郷の大阪へ帰って来たばかしだが、終戦後の都会や近郊の辻強盗の噂は、汽車の中できいて知っていた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
聞こう」「は」と始めてお艶の訴えを思い出した大作、ズズッと膝を進めて、「御前、あの伊兵衛めが先刻辻強盗に斬られて落命いたしたげにござります」「何?
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
暗い夜道で辻強盗に襲われ、財布と着物を奪われてしまった。
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この辺りは昔、辻強盗が出ることで恐れられていた峠だそうだ。
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用心棒を雇って、辻強盗の被害を防ごうとする旅人もいた。
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