宅診
たくしん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
consultation at an office (as opposed to a house call)
文例 · 用例
若先生光起は、結城の袷に博多の帯、黒八丈の襟を襲ねて少し裄短に着た、上には糸織|藍微塵の羽織|平打の胸紐、上靴は引掛け、これに靴足袋を穿いているのは、蓋し宅診が済むと直ちに洋服に変って、手車で病院へ駆けつけようという早手廻。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
斎藤さんも勿論、宅診、往診以外に遠くへ行った形跡はない、つまり所謂、無系統コレラ……天降り伝染という奴だね。
— 夢野久作 『無系統虎列剌』 青空文庫
毎あさ彼はヂャリージでの宅診を急いで済ませてから、町へ往診に出かけるのだったが、その馬車ももう二頭立てではなく、じゃらじゃら小鈴のついた|三頭立てで、いつも帰りは夜がふけた。
— JONYCH 『イオーヌィチ』 青空文庫
朝は宅診だから、柳澤は閑なはずだが、朝早くから起きだして、表廻りの掃除などしてみる。
— 神西清 『地獄』 青空文庫
この屋根の下には、どういう人たちが、住んでいるかわからなかったけれど、朝と晩には、若やかに、元気のある話し声や、笑い声がし、昼間は、まったくしんとしているのをみると、若い者たちは、どこへか働きに通勤し、老人が留守をするごとく思われました。
— 小川未明 『どこかに生きながら』 青空文庫
けれど、あたりは、まったくしんとしていました。
— 小川未明 『ふるさとの林の歌』 青空文庫
あたくしんとこなんかも、主人の方のお交際さへなければ……。
— 岸田國士 『写真(一幕)』 青空文庫
)と、諭吉はあんしんもし、また、かたくしんじることができたので、とくいにもなりました。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
作例 · 標準
「今日は往診ではなく、クリニックでの宅診をお願いできますか」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
宅診の時間を延長して、より多くの患者を受け入れる体制を整えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
普段は宅診のみだが、緊急時には近隣住民のために往診も行う。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview