雪庇
せっぴ異読 ゆきびさし
名詞多音語
標準
overhanging snow
文例 · 用例
常念の肩には大きな雪庇ができるように聞いていたが、もう落ちてしまったのか、問題にするほどのものはなかった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
槍肩は西から吹き上げた風がすぐ槍沢へ吹き下ろすので、雪庇はできないらしい。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
コルには雪庇といわれるほどのものはなかった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
薬師堂附近の雪庇は平凡な形のもので、その上を歩いても落ちなかった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
黒部五郎岳は登りも降りも平凡な尾根で雪庇もなかった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
雪庇もない緩い尾根だ。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
頂上からちょっと行くと左の尾根へ雪庇がつづいているので、それを伝って降った。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
それを登り切ると常念乗越で雪庇等もなく風のために雪も殆んど吹き飛ばされたガラガラ道が常念の小屋までつづいている。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
作例 · 標準
山の稜線に張り出した巨大な雪庇が、今にも崩れ落ちそうな危うさを保っている。
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冬の登山では、雪庇を踏み抜いて滑落する事故が多いため、足元には細心の注意が必要だ。
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強風によって屋根の端に形成された雪庇が、歩道の上に落ちてこないか心配だ。
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