嘉言善行
かげんぜんこう
名詞
標準
good words and good deeds
文例 · 用例
これは穂積家に限ってある事で、食事の時は何か近郷であった嘉言善行というような事を話すことになっている。
— 森鴎外 『蛇』 青空文庫
清吉さんの話では、奥さんが嘉言善行というような話が嫌いだと云ったのが、内輪の面白くなくなる初めだということでしたが、一体どういうわけだったのですか。
— 森鴎外 『蛇』 青空文庫
縦い性欲の為めにもせよ、利を図ることを忘れることの出来る女であったと云うのが、殆ど嘉言善行を見聞きしたような慰めを、自分に与えてくれるのである。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
また道徳の課にいたりては、特別に何主義を限らず、ただ教師朋友相互の責善談話をもって根本となし、その読むところの書は人々の随意に任じ、嘉言善行の実をしておのずから塾窓の中に盛ならしむるを勉むるのみ。
— 福沢諭吉 『慶応義塾学生諸氏に告ぐ』 青空文庫
江戸先哲の嘉言善行にして世に伝えらるるものは既に鮮くない。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に嘉言善行を心がけ、周りの人々から尊敬されていた。
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祖母は「人には優しく、誠実に」と、日々の嘉言善行を説いた。
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「あの人の言動は、いつも周りの人を励ます嘉言善行に満ちているね。」
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