綯う
なう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞頻度ランク #32809 · 青空 77 例
標準
to twine (fibers to make rope)
文例 · 用例
釣瓶縄をすげかへる、私自身が綯うた棕梠縄である、これで当分楽だ、それにしても水は尊い、井戸や清水に注連を張る人々の心を知れ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
一人の老人が庭前の蓆の上で縄を綯うていた。
— 田中貢太郎 『怪人の眼』 青空文庫
「茶を一ぱい飲ましてくれ」 老人は縄を綯う手を止めて顔をあげたが不審そうに云った。
— 田中貢太郎 『怪人の眼』 青空文庫
邪心を以て見るが故に、藁を綯うて造りたる縄も蛇体と見えるのぢや。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
「御存じでございませんか、今の男は、夫役に来て縄を綯うておりました者でございますが」「そうか気が注かざったが、彼の鼻のひしゃげた老人か」 老人かと云うなり権兵衛は体を崩して倒れてしまった。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
泥棒を見て縄を綯うのじゃない。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
いつも莞爾々々して、亡くなる前日まで縄を綯うたりせっせと働いて居ました。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
泥棒をつかまえて縄を綯うような、ブマなことをしでかした自分を、米友は歯痒く思って地団駄を踏みました。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
古い布を細く裂いて、丈夫な縄を綯った。
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藁を綯って、藁草履を作るのが彼の得意な技だ。
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漁師は手慣れた手つきで、網の糸を綯っていく。
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