御綱柏
みつながしわ異読 みつなかしわ
名詞
標準
Asplenium antiquum (species of spleenwort)
文例 · 用例
三 皇后はその後、ある宴会をおもよおしになるについて、そのお酒をおつぎになる御綱柏というかしわの葉をとりに、わざわざ紀伊国までお出かけになったことがありました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
皇后はまもなく御綱柏の葉をお船につんで、難波へ向かって帰っていらっしゃいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
そうすると、例のご気性の皇后は、たちまちじりじりなすって、せっかくそこまで持っておかえりになった御綱柏の葉を、すっかり海へ投げすてておしまいになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
みつぬかしは(三角柏・御綱柏)や、みづきと通称せられるいろいろの木も、禊ぎに用いた植物で、海のあなたから流れよって、根をおろしたと信じられていたものらしい。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
葛城部の伝承の主人公なる貴い女性は、採り物の一種、酒杯用の御綱柏を紀伊の国にとりにおいでになつた。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
帰途、海上で其噂を聞いて、御綱柏を海に投げ入れ、御舟は高津宮の下を通り過ぎて、淀川を溯つて山代川(木津川)から綴喜の地に上られた。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
みつぬかしは(三角柏・御綱柏)や、みづきと通称せられる色々の木も、禊ぎに用ゐた植物で、海のあなたから流れよつて、根をおろしたと信じられてゐたものらしい。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
作例 · 標準
この森には、希少な植物である御綱柏が自生している。
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御綱柏の葉は、独特の光沢と形をしている。
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植物学者たちは、御綱柏の保護活動に力を入れている。
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標準
Dendropanax trifidus (species of flowering plant)
作例 · 標準
Dendropanax trifidusは、日本の温暖な地域に生育する御綱柏の一種だ。
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彼は、御綱柏の分類について詳しい研究を行っている。
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御綱柏の葉は、つややかな深緑色をしている。
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標準
leaves used for serving or offering sake, rice, etc.
作例 · 標準
神事では、御綱柏の葉に酒や米を盛って供える。
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御綱柏は、古くから神聖な植物として扱われてきた。
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彼は御綱柏の葉を丁寧に洗い、儀式に備えた。
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