カランカラン
カランカラン異読 からんからん
副詞-と
標準
clank-clank
文例 · 用例
その時、向うの農夫室のうしろの雪の高みの上に立てられた高い柱の上の小さな鐘が、前后にゆれ出し音はカランカランカランカランとうつくしく雪を渡って来ました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
胸も腰もつくろわない少女じみたカシミヤの制服を着て、有合せの男下駄をカランカラン引きずって、客へ茶を運ぶ。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
その時、向ふの農夫室のうしろの雪の高みの上に立てられた高い柱の上の小さな鐘が、前後にゆれ出し音はカランカランカランカランとうつくしく雪を渡って来ました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
カランカランという踏切の音を背中に聴きながら、寝しずまった住宅地を通り抜けると、もはや門燈のにぶい光もなく道はいきなりずり落ちたような暗さでそこに池がある。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
棍棒が倒れるとカランカランという音がして、それが小屋の中から静かな園内へ響き渡る。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
……ゴロゴロ、カランカランという音が思い出したように響いていた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
ここで岩角を掴んでトラバースしているとき、腰のバンドに取付けていた懐中電灯が岩にふれて取手の付いた蓋の方を残してカランカランと音を立てながら谷底へ落ちてしまった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
そのときカランカランと音がして、長い竹竿が二人の足許に転がった。
— 海野十三 『雷』 青空文庫
作例 · 標準
かき氷屋さんの店先で、店主がカランカランと鐘を鳴らして、子供たちに開店を知らせている。
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空になったミルク瓶をカゴに入れて運ぶと、カランカランと乾いた音が早朝の住宅街に響いた。
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登山口の売店に吊るされたカウベルが、風に揺られてカランカランと牧歌的な音を立てている。
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ストーブの上で沸騰した薬缶の蓋が、蒸気の勢いでカランカランと音を立てて躍り始めた。
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