億兆
おくちょう
名詞
標準
the people
文例 · 用例
おまえのはねでここまで来るには、億年兆年億兆年だ。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
淵鑑類凾三一五に、厥口呪詛、言怨上也、子罕曰、宋國區々、有詛有呪、亂之本也、康熙字典に、書無逸を引て、民否則厥心違怨、否則厥口詛祝、是等は惡政に堪ざる民が、爲政者を詛ふので、詩に出此三物、以詛爾斯、また晏子曰、祝有益也、詛亦有損、雖其善祝、豈勝億兆人之詛者とも有る。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
古聖が伝え民人が使用するところの道は、ただただ平々坦々とした大道で、億兆の人がこれに由るもので、何も特別に変わったところも無い。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
一氣に押して來た水が一山を飛躍し落つる勢、その勢に水は億兆に碎けてさながら雲の樣に、空中に漂よひをなして動きたゆたひ水の姿を變化させてゐる。
— 今井邦子 『瀧』 青空文庫
億兆昇平ヲ謳歌セザルナシ。
— 田中正造 『直訴状』 青空文庫
太宗は自らこれに叙して、「朕尊居億兆之上、常以百姓為心、念五気之或乖、恐一物之失所、不尽生理、朕甚憫焉、所以親閲方書、俾令撰集、溥天之下、各保遐年、同我生民、躋於寿域、今編勒成一百巻、命曰太平聖恵方、仍令彫刻印版、※施華弟、凡爾生霊、宜知朕意」と云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
天下の人心すでに改進に赴きたりといえども、億兆の人民とみに旧套を脱すべきに非ず。
— 福沢諭吉 『学者安心論』 青空文庫
そしてそれらの者が人に由って異っている以上、億兆の人の生活を一片の既定した貞操倫理で律することの出来ないのは明白である。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
作例 · 標準
例句