霊祠
れいし
名詞
標準
文例 · 用例
この神秘的な世界に詩といふ霊祠があつて、すべての現象はそれを中心として顕れてゐる。
— 野口米次郎 『能楽論』 青空文庫
この霊祠に寂しい恋愛といふ女性が住んでゐて、樹間を洩れて来る月の影を眺めて、魂の痛みを歌に歌つてゐる。
— 野口米次郎 『能楽論』 青空文庫
この俗は、室町時代におよぶも遺存しており、近衛政家の「後法興院記」によれば、同家の霊祠には、代々の嫡女が「御霊所」または「奥御所」とよばれて奉仕している。
— 高群逸枝 『女性史研究の立場から』 青空文庫