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なりけり

なりけり
表現補助動詞
1
標準
auxiliary verb indicating the speaker's personal recollection or something they've heard (e.g. "was", "wasn't it?", "is said to have ...", etc.)
文例 · 用例
校庭宮沢賢治さ霧する白き木柵幹彫れる桐のいくもと剥げそめし白きペンキの木柵に人人は倚りそのペンキあるいは剥げあるものは庭をのぞめり一鐘のラッパが鳴りて急ぎ行く港先生白堊城秋のガラスはひらごとにうつろなりけり
宮沢賢治 校庭 青空文庫
この句の第三句は、多くの句集に「なりけり」となってるが、平安朝の言葉をもじった「なんめり」の方が、この場合ユーモラスで面白い。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
北の屋蔭の苔むしたる井筒に、新調の洋服涼しげなる若人二人、巴里形の麥藁帽子見よげにかぶりて、細き櫻のステツキを手すさびに振り上げ、花もまだきなる紫陽花の葉を叩きつ、あやめを隔ててこなた、うちまもり給へるなりけり
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
切符賣る家の闇きらんぷの火影に見れば、先きほど隣室にてなやみし、醉ひしれたるをのこなりけり
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
潮入時なりければ、流を下るが却りて水に逆らふなりけり
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
IIIIいといと淡き今日の日は雨|蕭々と降り洒ぎ水より淡き空気にて林の香りすなりけり
中原中也 山羊の歌 青空文庫
年々にわが悲しみは深くして  いよよ華やぐいのちなりけり
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
業平の、駿河なるうつの山辺のうつゝにも夢にも人にあはぬなりけり、あの昔の宇都の山ですね。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
作例 · 標準
古い日記を読み返せば、当時の苦労が偲ばれるものになりけり
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伝説の英雄は、この地でその波乱に満ちた生涯を閉じたのでなりけり
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「ああ、これこそが私の長年求めていた真実でありなりけり」と彼は呟いた。
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なりけり(なりけり) — 幻辞.com