何を隠そう
なにをかくそう
表現
標準
to be frank with you
文例 · 用例
」「いや、破れかぶれ、何を隠そう。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「何を隠そう、知っているんだ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
負っていたのが、何を隠そう、ここに好容色で立っている、さて、久しぶりでお目にかかります。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
何を隠そう拙者も江戸表に居る中にそのような評判を薄々耳に致しておるにはおったがのう。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
ところがその全開目玉パワーに一点の陰りを与えるような心ない質問を当の横綱にぶつけてしまった人非人が、実は何を隠そうこのオレなのであった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
何を隠そうこのオレは、ビートルズのアメリカ・デビューから連中に入れ上げて、小学校五年の時には親をねだり倒してギターなぞせしめた男である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
そしてその証拠はどこにあるのかね」「その歴然たる証拠物件は、何を隠そう、実は吾輩の寝室にあるんだよ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
しかし貴方は何でそんなことを問題にするのかね」「何を隠そう僕がその患者だったのです。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『誤診』 青空文庫