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髪剃

かみそり
名詞
1
標準
文例 · 用例
大本教主の頭髪剃り落した姿よりも、さらに一層、みるみる矮小化せむこと必せり、 学問の過尊をやめよ。
太宰治 HUMAN LOST 青空文庫
或とき彼は、自分の顔を剃る理髪人が、「おれはあの暴君の喉へ毎朝|髪剃りをあてるのだぞ。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
しかし後には、自分の子が髪剃を持ってあたるのさえも不安心でならなくなりました。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
「源さん、世の中にゃ随分馬鹿な奴がいるもんだねえ」と余の顋をつまんで髪剃を逆に持ちながらちょっと火鉢の方を見る。
夏目漱石 琴のそら音 青空文庫
鎌さん一体これゃ何の本だい」と余の耳に髪剃を入れてぐるぐる廻転させている職人に聞く。
夏目漱石 琴のそら音 青空文庫
余も吹き出しそうになったので職人はちょっと髪剃を顔からはずす。
夏目漱石 琴のそら音 青空文庫
幅の厚い西洋|髪剃で、顎と頬を剃る段になつて、其|鋭どい刃が、鏡の裏で閃く色が、一種むづ痒い様な気持を起さした。
夏目漱石 それから 青空文庫
幅の厚い西洋|髪剃で、顎と頬を剃る段になって、その鋭どい刃が、鏡の裏で閃く色が、一種むず痒い様な気持を起さした。
夏目漱石 それから 青空文庫