金瓜
きんか
名詞
標準
文例 · 用例
畠では、トマト、ナス、インゲンがまっさかり、小豆や大豆も大分大きくなり、土用にまいた大根ももう本根をのばし、白菜、秋キャベツもそろそろ結球をはじめ、ジャガイモも二番花を過ぎて玉を肥らせ、芋の子もしきりに親いものまわりに数を増し、南瓜、西瓜、南部金瓜はもう堂々と愛嬌のある頭をそろえる。
— 高村光太郎 『山の秋』 青空文庫
」 と、驚いて見あげると、日月の旗、龍鳳の幡、黄羅の傘を揺々と張らせ、左右には、金瓜、銀斧の近衛兵をしたがえた自称帝王の袁術が、黄金のよろいに身をかためて、傲然と見おろしていた。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
錦の袍を着した武士、手に紅羅の傘蓋をささげて、左右には、金瓜、銀鉞、戈矛をさしあげ、天子の鑾駕の偉容を整えさせている。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫