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方解

ほうかい
名詞
1
標準
文例 · 用例
それはちょうど、濁った方解石を透して物を見るように、一切がボンヤリして二重に見えるのであった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
)ひるの青金の黄銅鉱や方解石に柘榴石のまじった粗鉱の堆を考えながら富沢は云った。
宮沢賢治 泉ある家 青空文庫
飲んで食べて饒舌つて、夕方解散。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
午後、風雨の中をSさん来訪、酒持参で、つゞいて樹明君来庵、豆腐と野菜と魚とを持参して、御馳走、御馳走、ちりはうまいな、ほどよく酔うて夕方解散。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
正午近く、T女来庵(彼女に感謝しないではないが、歓迎する気分にはなれない)、酒、下物、そして木炭まで持参には恐縮した、間もなく樹明君も来庵、飲みつゝ話す、話しつゝ飲む、酔はない、酔へない、夕方解散、よかつた、よかつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
方解石の稜面を横ぎる光線のように水は角壜の半ごろの部分で空隙を支え、薄日のもとに静まり返っていた。
横光利一 旅愁 青空文庫
」「おお如何にも其通り、行方解らずなり申した。
国枝史郎 赤格子九郎右衛門 青空文庫
「ほほう、それで、そなたの前に、きらめいたという光り物のわけも、大方解ったようだ」 と、師匠は頷いて、「してその、門倉とかいうお方は、余程のお腕前かな?
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫