徒
かち
名詞頻度ランク #19880 · 青空 3785 例
標準
foot soldier (Edo period)
文例 · 用例
格別、先生の口唇が、鼻腔が可笑しいといふのぢやない、起立して、先生の後から歌ふ生徒等が可笑しいといふのでもない、それどころか、俺は大体、此の世に笑ふべきものがあらうとは思つちやゐなかつた。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
それかあらぬか彼はただ徒らに気を弱くされてゐた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
そして人が、自分自身であること、徒らに迎合的でないことではないか?
— 中原中也 『詩論』 青空文庫
フォルムのない競技で以て、徒らに勝たうとばかりしてゐるやうなもので、仮令勝てたにしても、競技そのものを楽しむ気持はなく、勝つた時に熱病的に嬉しいだけで、十年の後に回想したらば、なんといふこともなかつたと、呆然としなければならない始末だらう。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
さるを現今様々なる新主義新主張の提唱者等は、生産の形式で芸術を展開しようといふ、徒な欲求を持する者ではあるまいか。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
要するに芸術的欲求の起原たる直観の稀薄を措いて、且はその直観が人為的に増減を許さぬものであることを措いて、芸術不振をたゞ不振であるからとて何とかしようとする一切の提案は、徒労に終ることに気が付かなければならぬ。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
校長がもし人望のよい人である場合は、文部省によつて、アツサリ放校が取消されたにしても、何らか校長の顔を立てるためには生徒の方に臨時の損が振りかけられたに相違ありません。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
で此の場合、仮りに一私人が罷り出たとして、放校された生徒に同情するとしますと、では、中学生が、イヤな病気になるやうなことをしてもよいといふのか、なぞといふことになつて、凡そ「病気軽重と処分軽重」の問題とは、外れた所に文句の花が咲きさうであることはお分り下さる所でせう。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の合戦では、徒(かち)と呼ばれる歩兵が主力部隊として戦った。
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身分は低かったが、徒の中にも忠誠心高く戦う者が多くいた。
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大名行列では、警護のために多くの徒が供をするのが通例だった。
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彼は武士ではないが、主君のために危険な任務にあたる徒のような存在だった。
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標準
going on foot
作例 · 標準
昔の旅人は、ほとんどが徒歩で移動していた。
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長距離の徒歩旅行は、体力と精神力が必要だ。
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「ちょっとそこまで、車じゃなくて徒歩で行ってみようか。」
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