麻の実
あさのみ
表現名詞
標準
hemp seed
文例 · 用例
一日米の実一|粒亜麻の実一粒を食したのである。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
胡麻の実の秋胡麻の実は早くも肥えて、ふたつづつ茎をはさみぬ。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
いとなめよ、地は震ふとも、茎高に熟れよ、胡麻の実。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
阿宝は入ってきた鸚鵡を見て喜んでつかまえ、肘に鎖をつけて麻の実を餌にやった。
— 田中貢太郎 『阿宝』 青空文庫
・たえずゆれつつ葦の花さく・水音の流れゆく秋のいろ・青草ひろく牛をあそばせあそんでゐる・となもお留守で胡麻の実はじける・鉄鉢の秋蝿を連れあるく・秋暑い鉄鉢で、お米がいつぱい おでんや・更けると食堂の、虫のなくテーブル・秋はうれしい朝の山山 九月三十日 日本晴、時々曇つたり降つたりしたけれど。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
麻の実、萱の実、青昆布などの扱らいに、ツイ騙されて南京米をも知らずに頬張るが、以前はそんな吝なのはなかったものだ、憚んながら今でも千住の鈴木まで買いにゆくなら、ころもにしてある油揚も別製なれば、種物も米も吟味に吟味してある。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
沢山になったら「麻の実」として、まとめよう。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
11 手入れマニア これは春夏秋の三季節中、毎日、靴や締具にヴィスコール、スキーに麻の実油、修繕具に機械油と、油ばかり塗り込んでいるマニアで火事でも起れば、まっ先にポーッと焼けて了う人。
— 石川欣一 『山を思う』 青空文庫
作例 · 標準
麻の実の例文