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車力

しゃりき
名詞
1
標準
cartman
文例 · 用例
その町筋は車力や出面(労働者の地方名)や雑穀商などが、ことに夕刻は忙がしく行き来している所なのだが、その奇妙な物売だけはことに柿江の注意を牽いた。
有島武郎 星座 青空文庫
西の内二枚半に筆太に、書附けたる広告の見ゆる四辻へ、侠な扮装の車夫一人、左へ曲りて鮫ヶ橋谷町の表通、軒並の門札を軒別に覗きて、「黒瀬ぬい、と、ええ、黒瀬と、さっぱり知れねえぞ、こっちは土方職、次は車力、引越荷車|仕候か、お次は何だ、鋳掛屋かい、差替りまして蝙蝠傘直、さあさあ解らねえ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
狆ころになツて馬車に乗るのと、人間になツて車力を挽くのと何方が可いと思います。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
それでは行って参ります」 と、鍛冶屋のお爺さんは車力を引いて町へ出かけました。
夢野久作 豚吉とヒョロ子 青空文庫
どんなことですか」「あなたのお家はどこですか」 鍛冶屋のお爺さんは眼を白黒しましたが、「それをいえば私は又テンカンを引きます」 と云ううちに、袖をふり切って表に飛び出して、荷物を荷いで車力を引きながらドンドン駈け出してゆきました。
夢野久作 豚吉とヒョロ子 青空文庫
それから鍛冶屋の爺さんは八百屋の門の口まで車力を引っぱって来ましたが、又考えました。
夢野久作 豚吉とヒョロ子 青空文庫
土工になるか人夫になるか車力になるか、それとも心の眼を瞑って豚を屠るか、総ては内心の争闘の結果に任せようと心の中に呟きながら、彼は首の無い蜻蛉を持ったまままた静かに歩き出した。
佐左木俊郎 首を失った蜻蛉 青空文庫
車力は出来ず、屑は買えず、――姉さん、死人焼の人足の口はあるまいか、死骸を焼く。
泉鏡花 卵塔場の天女 青空文庫
作例 · 標準
昔の街道では、荷物を運ぶ車力の姿をよく見かけたものだ。
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彼は若い頃、市場で車力として働いて生計を立てていた。
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車力の力強い仕事ぶりは、多くの人々に感銘を与えた。
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ウィキペディア

車力(しゃりき)とは、平安時代中期から明治期頃まで、車両類を牽いて荷物の運搬を業としていた者。

出典: 車力 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0