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岐阜提灯

ぎふぢょうちん
名詞
1
標準
gifu lantern
文例 · 用例
それは岐阜提灯や絹ハンケチが商品であると同じような意味において商品である。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
こういうふうに考えてみると、書物という商品は、岐阜提灯や絹ハンケチや香水や白粉のようなものと同じ部類に属する商品であるように思われて来るのである。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
第一、二階の其窓にも、階下の縁先にも、とり/″\に風情を添へる、岐阜提灯と、鐵燈籠、簾と葭簀の涼しい色。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
中二階の六疊を中にはさんで、梯子段が分れて二階が二間、八疊と十疊――ざつとこの間取りで、なかんづくその中二階の青すだれに、紫の總のしつとりした岐阜提灯が淺葱にすくのに、湯上りの浴衣がうつる。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
ほどよい位置に吊された岐阜提灯は涼しげな光りを放っている。
幸田露伴 太郎坊 青空文庫
六月十二日(日) 晴、豊岳より岐阜提灯を贈らる。
牧野信一 サフランの花 青空文庫
トムソンの妹へ岐阜提灯を贈る。
牧野信一 サフランの花 青空文庫
二人で話している縁側の上に、中老の品のいい細君は、岐阜提灯をつるしてくれた。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
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