土足で
どそくで
表現
標準
with shoes on
文例 · 用例
自分の中の二つの争いには、ほとほと疲弊困憊した慧鶴青年は、何等か心を転ずるものを求めようとすればそこに、土足で乳のみ児の上を踏み躙って来るような無残な情緒が閃いて橘屋の娘の顔が浮ぶ。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
お千世の祖父の甚平が台所口から草鞋穿の土足である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
このふっくりした白いものは、南無三宝仰向けに倒れた女の胸、膨らむ乳房の真中あたり、鳩尾を、土足で蹈んでいようでないか。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
まことに他愛のない悪戯ではあるが、たとい影にしても、自分の姿の映っているものを土足で踏みにじられるというのは余り愉快なものではない。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
この豚野郎……証拠があるぞッ……」「……証拠がある筈はないぞ……鳥が勝手に云ったんだから……」「……ウヌッ……」「……アレーッ……」 桃の刺青はイキナリ土足で縁側に飛び上ろうとしたが、グイと若旦那に突き落された。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
そのあとまた甘気が欲しなるまゝ、細い路地を入って中二階に土足で上れるおしる粉屋で、上京中の宝塚少女歌劇の少女たちと背中合せに腰掛けて蜜豆を食べます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」「なにしろ、おれらが鉄砲の音を聞きつけて土足でもってどかどかと駆け込んだもんだから、どれがだれの足跡だか、はあもう、てんで分かんなくなってしまって……」 正勝が巡査の顔を見上げながら言った。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
藪から棒に土足を突込みやがって、人、人の裾を引張るなんて、土、土足でよ、足、足ですよ、失礼じゃねえか、何、何だな、誰、誰だな。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
作例 · 標準
彼は土足でズカズカと部屋に入ってきた。
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雨の日に土足で家に入ると、床が汚れてしまう。
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日本家屋では、土足で部屋に上がることはほとんどない。
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標準
rudely
作例 · 標準
人の気持ちも考えず、土足で踏み込むような発言は控えるべきだ。
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彼の言動はいつも土足で人の心に踏み込むようで、周りから嫌われていた。
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デリケートな話題に土足で踏み込むのは良くない。
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