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舌鼓

したつづみ異読 したづつみ
名詞頻度ランク #31733 · 青空 170
1
標準
smacking one's lips (over food)
文例 · 用例
自力だけを恃み、方法を尽したところで舌鼓を打つて「あゝうまい」と思ふ境地は、絶対の力を俟つてこそ得られるのであつて自力をばかり恃んで、舌鼓を無理に打つてみても舌が荒れるくらゐのものである。
中原中也 詩壇への願ひ 青空文庫
そうしてその一端を指でつまんで高く空中に吊り下げた真下へ仰向いた自身の口をもって行って、見る間にぺろぺろと喰ってしまって、そうしてさもうまそうに舌鼓をつづけ打った。
寺田寅彦 KからQまで 青空文庫
それが実にさもうまそうに、ひと口しゃくっては首をゆすり上げ、舌鼓を打って味わっているように見えるのである。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
それに恐しい正直者だから大庭|様でも彼女に任かして置きゃ間違はないサ……」 こんな事を思いながらお源は洋燈を点火て、火鉢に炭を注ごうとして炭が一片もないのに気が着き、舌鼓をして古ぼけた薬鑵に手を触ってみたが湯は冷めていないので安心して「お湯の熱い中に早く帰って来れば可い。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
火ぐらい木葉を拾って来ても間に合うが、明日食うお米が有りや仕ない」と今度は舌鼓の代に力のない嘆息を洩した。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
井田は舌鼓を打ちながら「傳染り相な聲だな」と不知に獨語して頭からまくしかゝる或者をつき破るかの樣な勢で、さつと風呂から立上つた。
有島武郎 半日 青空文庫
舌鼓うつ)たったったっ、甘露甘露。
泉鏡花 多神教 青空文庫
」と舌鼓、「餓鬼|泣えめえよ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
作例 · 標準
このラーメンのスープは絶品だ!思わず舌鼓を打ってしまった。
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