富源
ふげん
名詞
標準
文例 · 用例
ゆえにデンマークの富源といいまして、別に本国以外にあるのでありません。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
人口一人に対し世界第一の富を彼らに供せしその富源はわが九州大のデンマーク本国においてあるのであります。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
もしこれを利用するを得ますればこれらはみなことごとく富源であります。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
しかしまた妾はこの支那の混沌が単なる混沌でなく、前進するラクダであっていつか彼等の富源を発見し機械的であった過去の人間が生物学的に発達したときの支那の混沌を思うのです。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
むく鳥、鴨、四十雀、雁などの渡り鳥の大群が、食を求めてこの地方をさまよひ歩くが如く、膨脹時代にあつた大和民族が各地方より北上してこの奥州に到り、蝦夷を征服しつつ、或ひは山に猟し、或ひは川に漁して、いろいろな富源の魅力にひきつけられ、あちらこちらと、さまよひ歩いた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
尾根山の岩膚の富源からもし社会に需要さえあるなら、新科学の威力により岩を砕き詰めて食料代用品さえも取出せるそうです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
百瀬本家の持つこの断層こそ、鷺町が富源として新しく出発する無尽蔵の宝庫でありました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
人々の話柄は作物である、山林である、土地である、此無限の富源より如何にして黄金を握み出すべきかである、彼等の或者は罎詰の酒を傾けて高論し、或者は煙草をくゆらして談笑して居る。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
富源(ふげん) 富源県 - 中国雲南省曲靖市の県。 富源街道 - 中国山東省浜州市沾化区の街道。 富源郷 - 中国黒竜江省鶏西市密山市の郷。
出典: 富源 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0