舌たるい
したたるい
形容詞
標準
lisping
文例 · 用例
』と、舌たるい声で校長が言つた。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
義光ちゃんという子は父親は外交官なので在外中、英吉利婦人のナースをつけられたという話で英語は綺麗に喋りましたが日本語にはまだとき/″\舌たるいものがありました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
いつも、同じような役に扮して、舌たるい傾城を相手の台詞を云うことが、彼の心の中に、ぼんやりとした不快を起すことが度重なるようになっていた。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
「姉さんと父さんとそっくりね、いやに不景気なやり方をするんだもの」 色の黒い、しかし太って皮膚の軟い勘次郎は太い眉をひくひく動しながら、「勝てばやり方なんかどうでもいい」と、舌たるいように云った。
— 宮本百合子 『縫子』 青空文庫
動物、舌たるいような口のききよう。
— 宮本百合子 『一九二五年より一九二七年一月まで』 青空文庫
俊助はその舌たるい唄いぶりの中から、何か恐るべく不健全な香気が、発散して来るのを感ぜずにはいられなかった。
— 芥川龍之介 『路上』 青空文庫
酒の酔いにかこつけて、娘の云いそうな舌たるい、こんな他愛のない厭味なことを、冗談めかしく云い出したのではあったが、その本心は真剣で、そういってともかくも女男の人形を、箱より出そうとするのであった。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
そしてその奥から舌たるい言葉が出た。
— 豊島与志雄 『生あらば』 青空文庫
作例 · 標準
この地域には、冬になると広範な積雪が見られる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
その事件は、広範な地域に衝撃を与えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
新しい法律が施行され、広範な影響が予測されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite