とかで
とかで
表現接続詞
標準
for some reason like ...
文例 · 用例
マニラの帰休兵とかで茶色の制服に中折帽を冠ったのがここばかりでない途中でも沢山見受けた。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
ひどくがっかりして、しかし結局あきらめて辛抱して待って、さてもういいかと思って催促すると、今度は何とかがどうとかして何とかで工合が悪いからもう二、三日待てという、その何とかが実に尤千万な何とかで疑う余地などは鷹の睫毛ほどもないのだから全く納得させられる外はなかった。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
中にも土民狩と言つて人民を小鳥か何かのやうに取扱ひ弓等で射殺し、今日は獲物が不足だつたとか、多かつたとかで喜んで居たりしたことは鬼と言つてもまだ言ひ足りない気がする位である。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
これがロシア語とかドイツ語とかであってみれば事柄はよほどちがって来るが、それでも一度び歌謡となって現われる際にはどうしても母音の方の重みが勝つ。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
虱がわいたとかで、つむりをくりくりとバリカンで刈ってしもうた頭つきが、いたずらそうに見えていっそう親の目にかわゆい。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
台所へ出て見ると外の者は皆また山へ往ったとかで、お増が一人台所片づけに残っている。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
この二老人は三十歳前後のころ、ある役所で一年余り同僚であったばかりでなく、石井の親類が河田の親類の親類とかで、石井一|家では河田翁のうわさは時おり出て、『今何をしているだろう』『ほんとにあんな気の毒な人はない』など言われていたのである。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
また、その生きている頭蓋骨をとっくにどこかの病院に百円とかで売ってあるのだという話もあった。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
作例 · 標準
彼は体調が悪いとかで、今日の会議を欠席した。
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「部長、今日はゴルフとかで会社に来ないらしいよ。」
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彼女は新しい仕事が見つかったとかで、引っ越していった。
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