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勝手気まま

かってきまま
名詞形容動詞
1
標準
self-willed
文例 · 用例
かえって私は、勝手気ままに振舞えるのである。
太宰治 佳日 青空文庫
絵の具と筆が勝手気ままに絵をかいて行くのを自分はあっけに取られて見ているような気がするのである。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
まして人間には、たった一人のときでも自分を完成し、周囲の自然を開拓しようとする意志は持って生れているのですから、その人間本来の意志に従わず、勝手気ままな外界の自然のありさまを手本にでも見習うような放縦な生活は、どうあっても「真理」の逆行です。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
散歩にも出かければ、好きなものを見にもゆく、はなはだ勝手気ままのやり方ではあるが、こうして好きなことをして一日遊ぶと今まで錯雑していた頭脳が新鮮になって、何を読んでもはっきりと心持ちよくのみ込める。
寺田寅彦 わが中学時代の勉強法 青空文庫
特に初めて射った直後の、体中の細胞という細胞が勝手気ままに大声でがなり立てるような狂騒状態は、豊饒とでも評したくなるような奇妙ですさまじいものでした。
富田倫生 本の未来 青空文庫
却って天命を疑い、大人を軽んじ、お言葉を侮り、ひたすら自己の私情を基本にして、勝手気ままに昂ぶり、いわゆる形式呼ばわりして先人の訓を卑しみ、形式に囚われると云っては大道に従わず、自己の発露・個性の展開などと譫語・妄言する者は皆この同類である。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
やかましく勝手気ままなことを言い放っている学者たちの顔は、夜になって灯がともったころからいっそう滑稽なものに見えた。
乙女 源氏物語 青空文庫
木部孤※と別れてから、何という事なしに捨てばちな心地になって、だれかれの差別もなく近寄って来る男たちに対して勝手気ままを振る舞ったその間に、偶然に出あって偶然に別れた人の中の一人でもあろうか。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
定年退職した後は、誰にも縛られず勝手気ままに日本中を旅して回るのが長年の夢だった。
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「もう、あいつはいつも勝手気ままなんだから!」と、予定を振り回された彼女が憤慨している。
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集団生活においては、一人一人が勝手気ままに振る舞うと組織としての機能が失われてしまう。
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都会の喧騒を離れ、人里離れた山奥で勝手気ままな自給自足の生活を送ることに憧れる。
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