腐気
ふき
名詞
標準
文例 · 用例
それは全て新しい刺激が心境に新しい衝動を与えて波浪を煽るものであって、そしてその波浪の衝激は心境の沈滞を破り、腐気を吹き払って、元気を振り起す為に自然と気が張る訳なので、環境の変化が云うまでもなく新しい刺激を与えるからである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
それは凡べて新しき刺激は心海に新しい衝動を與へて波浪を扇るものであつて、そして其の波浪の活動衝激は心海の死靜を破り、腐氣を掃蕩し、元氣を振策するが爲に、自ら氣の張るを致すと云ふのに本づいて居るので、新境の現前は言ふまでも無く新しい刺激を與へるからである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫