日本遠征記
にほんえんせいき
名詞
標準
Narrative of the Expedition of an American Squadron to the China Seas and Japan (1856 report on the 1852-1854 Perry expeditions written by Francis L. Hawks; authorized by Matthew Perry)
文例 · 用例
ペルリの「日本遠征記」も一ばん自分たちに接觸の多い通詞をとほして日本人を判斷したやうに、ゴンチヤロフは、たとへば大通詞志筑龍太をもつとも古い型の「老廢化石した日本人の部類」と書き「吉兵衞はいくらか新鮮なところがある。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
アメリカ應接係の一人松平美作守などは、なかなかハイカラで、第一囘會見のときアメリカ海軍軍樂隊の奏する洋樂に、手足をジツとさせてゐることが出來なかつたと、ペルリの「日本遠征記」には記録してある。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
ロシヤ使節の蒸汽軍艦に招待された日本人たちが、いかに知識慾に燃え、進取性に富んでゐるかについて、ゴンチヤロフは驚異をもつてそれを書いたが、ペルリの「日本遠征記」もそれを書いた。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
ペルリの「日本遠征記」もゴンチヤロフの「日本渡航記」と同樣、日本側の記録にくらべて、通詞らにある親しみをもつて書いてをり、「榮之助」は勿論、「五八郎」も「得十郎」も、「達之助」も、「林大學」や「井戸對馬守」のそれと同樣に、それぞれ見事な肖像を掲げてゐる。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
しかしこれらの通詞の實際のはたらきと、「日本遠征記」に掲げるところの彼らの風彩をみて、彼らの地位がさうであつたといふのでは毛頭ない。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
こんな低い位置についても榮之助は心を動搖せしめず、又食慾を亂されないやうであつた」と「日本遠征記」は書いてゐる。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
たとへばペルリ側の記録「日本遠征記」には、林大學や井戸對馬と並んで、澤山の通詞が肖像入りで主體的に記録されてゐるのに比べると格段の差があつて、これを異國人の一番身近に接した親しみからだとばかりするは當らない。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
ペルリの「日本遠征記」などには、當時の長崎通詞が殆んど殘らず記録されてあるのに、昌造だけがない。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
作例 · 標準
ペリー提督の日本遠征記は、当時の日本の様子を知る貴重な史料だ。
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大学の図書館で、日本遠征記の英語版を見つけて借りてきた。
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幕末の歴史を学ぶ上で、日本遠征記に書かれた外国人の視点は非常に興味深い。
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