小間使い
こまづかい
名詞
標準
maid
文例 · 用例
そこへ小間使いをしている、貧しい、きれいな孫娘が、ちょっとたずねてきました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
王女さまは、つむぎ車ぐらいもある、大きなしんじゅの上に腰かけていてね、そのまわりには、女官たちと貴族たちがひかえていたんだけど、その人たちばかりじゃなく、女官たちの小間使いと、またその小間使いの小間使いや、貴族たちの侍僕と、またその侍僕たちが、ずらっと、ならんでいたんだよ。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
「……あたしね……聞いてちょうだい……ずっと前、長崎で西洋人の小間使いになっているうちに、ソッと毒薬の小瓶を盗んでおいたのよ。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
かれが高等学校にはいったばかりのころで、暑中休暇に帰省してみたら、痩せて小さく、髪がちぢれて、眼のきびしい十六七の小間使いがいて、これが、かれの身のまわりを余りに親切に世話したがるので、男爵は、かえってうるさく、いやらしいことに思い、ことごとに意地悪く虐待した。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
襷をかけて姉さま冠りをして朝の火鉢の灰をふるっていた小間使いのおきみは、父親のことを言われたので少し赭くなっていました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
黄いろに見える土間のやうな所に学生のやうな少年が椅子に腰をかけさせられて、その上から青い紐でぐるぐると縛られてゐたが、その傍には道伴になつて来た主婦の妹と云ふ若い女と先つきの小間使いのやうな女中とが立つてゐた。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
」と戸を開けたとき小間使いの少年が言う。
— THE YELLOW FACE 『土色の顔』 青空文庫
台所働きの下女はあるが、ほかに手廻りの用を達してくれる小間使いのような若い女がほしい。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
作例 · 標準
昔のお屋敷には、たくさんの小間使いがいて、雑用をこなしていた。
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彼女は、主人に仕える小間使いとして、毎日忙しく働いていた。
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「小間使いなんて、もう時代遅れよ。」と母親は言った。
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