禅観
ぜんかん
名詞
標準
文例 · 用例
法喜禅悦はそうでは無くて、一室の中で無念無想の座禅観法に耽る中にも生じる。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
三十七 只今美惠比丘尼が坐禅観法中、稻垣小三郎が自殺をしようとするところへ、山田藤六が忍び込んで、これを刺殺そうといたします。
— 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) 『粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)』 青空文庫
けだし禅観の暇、法慮の余、避暑の情をやり、選閑の趣を助けたというから、随分風流に寛いだ催しであったに違いない。
— 佐藤垢石 『酒渇記』 青空文庫
」「坐禅観法をしまた和歌を作って居りました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
この句の線香は坐禅観法の人の座辺に立てたものかも知れぬが、縷々たる香煙はなお多少蚊を卻ける力を持っている。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫