三つ口
みつくち
名詞
標準
cleft lip
文例 · 用例
三つ口など囃して小さき子の大路を走れるは、さも淋しき物のをかしう聞ゆるやと浦山しくなん。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
」と蕾は落ちついて、客のお膳の数の子を二つ三つ口にほうり込み、「ついでに、おひるごはんを、ここでごちそうになりましょう。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」――さう言つて私はそのボンボンを二つ三つ口に入れた。
— 堀辰雄 『エトランジェ』 青空文庫
熊は一向騒ぐ気色もなく、静かに其の胡桃を取上げて二つ三つ口へ入れましたが、忽ちぽり/\と二つに割って、それを両手に乗せてお町の前に出しました。
— 三遊亭圓朝 『後の業平文治』 青空文庫
地びたに出ていた、くさいちごの実を、ほんのふたつ三つ口にしただけでしたものね。
— HANSEL UND GRETEL 『ヘンゼルとグレーテル』 青空文庫
どうだい、苺食はないか、新島君たちのお土産だ」 一つの皿に盛り上げてある洗ひたての苺を、彼は二つ三つ口の中へはうり込んだ。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
なにしろ、地べたにはえている野イチゴを、二つ三つ口にしただけなんですからね。
— グリム Grimm 『ヘンゼルとグレーテル』 青空文庫
が、みつくちというんじゃありませんが、上唇の真中が、ちょっと歯茎を覗かせて反っているのを隠すためです。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
作例 · 標準
生まれて間もない赤ちゃんは、唇に三つ口の症状が見られたため、すぐに手術が必要となった。
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三つ口は、見た目の問題だけでなく、摂食や発音にも影響を与えることがある。
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早期発見と適切な治療により、三つ口の子供たちは健やかな成長を遂げられる。
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