刻みに
きざみに
表現
標準
in steps of
文例 · 用例
風がひゅうと鳴って雪がぱっとつめたいけむりをあげますと、一郎は少し立ちどまるやうにし楢夫は小刻みに走って兄に追ひすがりました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
そのいちめんの山谷の刻みにいちめんまっ白にマグノリアの木の花が咲いているのでした。
— 宮澤賢治 『マグノリアの木』 青空文庫
伏目になったおぬいさんの前髪のあたりが小刻みに震えるのを見たけれども、そして気の毒さのあまり何か言い足そうとも思ってみたけれども、園の心の中にはある力が働いていてどうしてもそうさせなかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
おぬいさんの家から遠ざかるにしたがって、小刻みに震う前髪がだんだんはっきりと眼につきだして、とうとうそのまま歩きつづけてはいられなくなったからだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
はたしておぬいさんが小刻みに駈けるようにして母の後ろまで来ると、その蔭に倚りそって坐るが早いか頭を下げた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
思わず、えへんと咳をして、御老体が覗いてござった障子の破れめへそのまま手を掛けて、お開けなさると、するりと向うへ、お桂様は庭の池の橋がかりの上を、両袖を合せて、小刻みにおいでなさる。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
肩から背中へ小刻みにふるえている。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
夜そこに入って、樹立の間から前面の屋並みを見ると、電燈の明るい二階座敷や、障子の陰に見える客や芸者の影、箱をかついで通る箱丁、小刻みに歩いて行く女たちの姿などが、芝居の舞台や書割のようでもあれば、花道のようでもあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
この階段は10段刻みに踊り場がある。
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体重は少しずつ、1キロ刻みに減っていった。
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給料は、毎年5000円刻みに昇給する契約だ。
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薬の量は、医師の指示に従い、0.1ミリグラム刻みに調整してください。
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