軾
ひざつき
名詞
標準
文例 · 用例
三養は蘇軾の「安分以養福、寛胃以養気、省費以養財」から出てゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
然らば「皆」の中には李白、白居易、蘇軾等々が数へられ、それらの詩人文人皆我が前身又分身である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
それから、あんたの言はれた軾を蹴るといふことですが、これ亦人長のする特殊なことで、楽家録には、軾を蹴るやうに見えるだけだといふ風な説明もしてをります。
— 折口信夫 『神楽(その二)』 青空文庫
それをすることが即、軾を蹴ることにあたるのだつたら、別にかうした説は意味のあるものとは思はれません。
— 折口信夫 『神楽(その二)』 青空文庫
たゞ軾が常に用ゐられるのは円座と同じ用途なのですから、それを蹴るといふことに或不調和を感じてかうした説を立てたのでせうが、我々が畳莚は座る為に用ゐてゐながら、又、反閇の範囲を模型式に示すことがあるのを思へば訣る筈です。
— 折口信夫 『神楽(その二)』 青空文庫
つまり軾が、畳莚の代りに踏まれる、大地を意味してゐるものと見るのがほんたうなのでせう。
— 折口信夫 『神楽(その二)』 青空文庫