角店
かどみせ
名詞
標準
corner store
文例 · 用例
角店の硝子窓の前に、六個の影が、ぼやりとして、中には総毛立って、震えたのがあった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 いかがな首尾だか、あのくらい雪にのめされながら、割合に元気なのは、帰宅早々婆さんを使いに、角店の四方から一升徳利を通帳という不思議な通力で取寄せたからで。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
階下は全部漆喰で商売に使うから、寝泊りするところは二階の四畳半一間ある切り、おまけに頭がつかえるほど天井が低く陰気臭かったが、廓の往き戻りで人通りも多く、それに角店で店の段取りから出入口の取り方など大変良かったので、値を聞くなり飛びついて手を打った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
道頓堀からの路地と、千日前――難波新地の路地の角に当る角店である。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
階下は全部|漆喰で商売に使うから、寝泊りするところは二階の四畳半一間あるきり、おまけに頭がつかえるほど天井が低く陰気臭かったが、廓の往き帰りで人通りも多く、それに角店で、店の段取から出入口の取り方など大変良かったので、値を聞くなり飛びついて手を打ったのだ。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
白子屋は日本橋新材木町の河岸に向った角店で、材木置場には男達の笑い声が高く聞えた。
— 岡本椅堂 『黄八丈の小袖』 青空文庫
この詩集の出版元文淵堂は、その後東京に店を移しましたが、その頃は大阪心齋橋南本町の東北にあつた角店で、店の主人種次郎氏は當時二十一二才の美しい若者でした。
— 薄田泣菫 『詩集の後に』 青空文庫
「こっちだ」「どこいくんだよ」「いいから」 高志は、信号のまえの角店に入っていく。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
通りの角店で売っている揚げたてのコロッケは、学校帰りの学生たちの定番のおやつだ。
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「待ち合わせはあの交差点の角店にしよう」と約束したが、あいにく店は定休日だった。
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昔ながらの角店が取り壊され、近代的なマンションに姿を変えていくのを寂しく見守った。
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