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弁天小僧

べんてんこぞう
名詞
1
標準
Benten Kozō (main character of the play Aoto Zōshi Hana no Nishiki-e)
文例 · 用例
蓄音機今|音羽屋の弁天小僧にして向いの壮士腕をまくって耶蘇教を攻撃するあり。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
○十月、深川座にて黙阿弥作の「弁天小僧」を無断上演して、作者の遺子吉村いと女より告訴せらる。
岡本綺堂 明治演劇年表 青空文庫
変な弁天小僧……」 と笑つた。
牧野信一 繰舟で往く家 青空文庫
たとえば黙阿弥作の「十六夜清心」や「弁天小僧」のたぐい、江戸時代には唯一回しか上演されないにも拘らず、明治以後に至るまでその名は世間に知られていた。
岡本綺堂 寄席と芝居と 青空文庫
本来は二番目に菊五郎の「弁天小僧」を出すべきはずであったのを、菊五郎が病気のために俄かに「お染久松」に代って、質店の場で団十郎がちょい乗せの善六を見せることになったのである。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
和好が団十郎張りであったように、かれは菊五郎張りで弁天小僧などを得意としていた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
浅草座は三回、四回と当り興行をつづけて、その年の十一月には「忠臣蔵」と「弁天小僧」を出して、小伝次が由良之助と勘平と弁天小僧、吉右衛門が師直と平右衛門と忠信利平を勤めた頃は、実に子供芝居の人気の絶頂であった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
二番目は「弁天小僧」で、菊五郎の弁天小僧、八百蔵の日本駄右衛門、家橘の南郷力丸、栄三郎の赤星十三、染五郎の忠信利平という五人男であった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎の舞台で、可憐な娘姿から一転して正体を現す弁天小僧の啖呵に、観客から割れんばかりの拍手が湧き起こった。
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「知らざあ言って聞かせやしょう」という弁天小僧菊之助の名セリフを、祖父はよくお酒を飲みながら真似していた。
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腕に彫られた桜の刺青を披露する弁天小僧の姿は、浮世絵にも数多く描かれるほど当時から絶大な人気を集めていた。
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