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穴生

あのう
名詞
1
標準
文例 · 用例
愛護空しくなるならば、松も一本葉も一つ、志賀唐崎の一つ松と呼ばれよと、涙と共に穴生の里に出で給ふ。
折口信夫 愛護若 青空文庫
若君は、穴生の里に桃成るな。
折口信夫 愛護若 青空文庫
穴生の里は、後世まで呪はれたのである。
折口信夫 愛護若 青空文庫
穴生の姥も後悔して、身を投げる。
折口信夫 愛護若 青空文庫
穴生の姥の事を叙べて「もゝのにこうが之を見て」など言うたのも、其間の消息を洩してゐるのであらう。
折口信夫 愛護若 青空文庫
所謂桃のにこう(尼公か)の件は、石芋民譚(土俗と伝説一の一、田村氏報告参照)の形式で、穴生とも言ふ賀名生に脂桃の話のあるのは、暗合でなく何かの脈絡のありさうな気がする。
折口信夫 愛護若 青空文庫
愛護の家に仕へる女に、大津坂本猿堂守りの娘、穴生生れの猿の扱ひ方を知つた常夜と云ふ早苗之助の女房になる女がある。
折口信夫 愛護若 青空文庫
常夜の親里穴生に、早苗之助・常夜が住んで、早苗が帥阿闍梨を訪ねて叡山に登つた後に、愛護が桃を盗んだとて追うて来るのが、小兵衛・九助といふ百姓になつて居る。
折口信夫 愛護若 青空文庫