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覆没

ふくぼつ
名詞動詞-サ変
1
標準
capsizing and sinking
文例 · 用例
弘安四年に日本に襲来した蒙古の軍船が折からの颱風のために覆没してそのために国難を免れたのはあまりに有名な話である。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
水雷艇「友鶴」の覆没の悲惨事を思い出した。
寺田寅彦 藤棚の陰から 青空文庫
狂攘して相救へば、前軍後軍、相倶に覆没す。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
また誰かその覆没の瞬間に、二人の心に本当の恋がもえて来ないことを証明することが出来やう。
田山録弥 ある日 青空文庫
然るにこれを載せて長崎より江戸に至る舟は覆没した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
私は始めてのことだから、こういう時には覆没を怖れた。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
こういうと、それは覆没を恐るるからだという人もあるが、いかに風波のない時でもやはり酔う。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
また陸には覆没の憂いがないにしても、旅舎の設備の不完全は、海上の旅行者の嘗めずにすむところの欠乏であった。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
作例 · 標準
嵐の中、船は波に揉まれて覆没寸前だった。
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不慮の事故により、漁船が一瞬にして覆没した。
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覆没した船の捜索活動が、夜通し行われた。
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