御旨
みむね
名詞
標準
God's will
文例 · 用例
然れば、神の御旨よりは罪悪もなし。
— 中原中也 『地上組織』 青空文庫
仮りに神の御旨を人の子の側にも当篏めんか、最初に神の脳裡に構へられし静止せる理想郷に逆源するのみ。
— 中原中也 『地上組織』 青空文庫
謂はば天意、いかなる難儀があらうとも必ず速かに勅諚の御旨を奉ずべきものであると、威儀を正してお諭しになられました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
森は田辺に着いたし、景一に面会して御旨を伝え、景一はまた赤松家の物頭井門亀右衛門と謀り、田辺城の妙庵丸櫓へ矢文を射掛け候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
小野は丹後国にて祖父|今安太郎左衛門の代に召し出されしものなるが、父田中|甚左衛門御旨に忤い、江戸御邸より逐電したる時、御近習を勤めいたる伝兵衛に、父を尋ね出して参れ、もし尋ね出さずして帰り候わば、父の代りに処刑いたすべしと仰せられ、伝兵衛諸国を遍歴せしに廻り合わざる趣にて罷り帰り候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
さすがに知識を世界に求むるという御旨意の発表された際であっただけに、外国の思想を危険なりなどという者なく、上下共にこれを歓迎し、旧来の陋習を打破するに更に躊躇しなかった、その頃盛に行われた標語は自由民権であった。
— 新渡戸稲造 『デモクラシーの要素』 青空文庫
この冒しがたい、どっしりとした、どこかゲーテに似ている僕らの光の御旨あるところを感じて下さい。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
B・A・L会社の支配人ランド氏は、最初からこの「神の御旨」を主張していたものだった。
— 牧逸馬 『沈黙の水平線』 青空文庫
作例 · 標準
神の御旨のままに、私たちは生かされている。
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この困難な状況も、きっと何かの御旨があるのだろう。
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彼は御旨を全うするため、人生を捧げた。
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