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職事

しきじ
名詞
1
標準
文例 · 用例
「試験」が重大で誠意が熱烈で従って緊張が強度であればあるほどに、それを無事に過ごしたあとの長閑さもまた一入でわれわれの想像出来ないものがあるであろうと思いながら、夕刊第二頁をあけると、そこには、教育界の腐敗、校長の涜職事件や東京市会と某会社をめぐる疑獄に関する記事とが満載されている。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
この新築に関係した村会議員の涜職事件が村の者達の前にだん/\曝露されだした。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
たとえば大新聞がいっせいにある涜職事件を書き立てると全国の新聞がこれに呼応してたちまちにして日本全国がその涜職事件でいっぱいになったような感じをいだかせる。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
小原前校長来り初めて辞職事情を釈明す。
北原白秋 夢殿 青空文庫
」 例の涜職議員の公判記録を読んでみると、ある議員などは、自分で自分の附会た議論に感心して、洋服を盗んだ黒人のやうに、涜職事件を、結局は政事家らしい行動とでも思つてゐるらしく見られる。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
そうでないことの実際の証拠は昨今の学校教員の桃色内職事件でも明らかである。
宮本百合子 私の感想 青空文庫
してみると、あの事件も偶然ではなかったのか、辞職しよう、辞職しようと考へてゐるうちに、あの涜職事件は突発したのだった。
原民喜 青空文庫
まさかとおもい、どうやらこれならとおもって一票を入れた社会党、民主党、民自党、びっくりばこのようにそのふたがはねあがったら昭和電工、相つぐ涜職事件で日本の民主化は、瓦石をかぶった。
宮本百合子 新しい潮 青空文庫