演会
演会
名詞
標準
文例 · 用例
」 私は、所謂文化講演会だの、座談会だのに出て、人々に民主主義の意義などを説き聞かせるのは、にがてなのである。
— 太宰治 『母』 青空文庫
それはとにかく、学生時代に試験が無事にすんだあとの数日間はいつでも特別に空の色が青く日光が澄み切って輝き草木の色彩が飽和して見えた、それと同じように、研究所の講演会のすんだあとの数日は東京市の地と空とが妙にいつもより美しく見えるようである。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
さるにても朝寝のほど、昨日のその講演会の帰途のほども量られる。
— 泉鏡花 『縁結び』 青空文庫
「では、」村長はみんなの方に向いて「今晩の講演会はこれで閉会といたします。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
B一人で来たら講演会が催されたかどうかというようなことが学界ゴシップの話題になった。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
いつか海洋博物館での通俗講演会でペンクが青島の話をしたとき、かの地がいかに地の利に富むかということを力説し、ここを占有しているドイツは東洋の咽喉を扼しているようなものだという意味を婉曲に匂わせながら聴衆の中に交じっている日本留学生の自分の顔を見てにこにこした。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
展覧会、講演会、演芸、その他の観覧物も新聞広告で予告を受けて都合のいいものかもしれない。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
それはとにかく、自分の関係している某研究所で時々各員の研究の結果を発表するための講演会が開かれる。
— 寺田寅彦 『映画と生理』 青空文庫