ゴージ
ゴージ
名詞
標準
gouge (tool)
文例 · 用例
ドストイェフスキーの「白痴」の中で、ラゴージンの家の客間には、いろいろな絵がかけてあるが、次の部屋に通ずる扉の上方の一枚の絵は、作品の中で最も重要性を持ってるものである。
— 豊島与志雄 『形態について』 青空文庫
」と作者は語っているが、ラゴージンの客間の中の古びた模写は、果してどんなものだったろうか。
— 豊島与志雄 『形態について』 青空文庫
ルチアノめ「|冥路の国」になにを狙っている※ 何を何をと、ただ盲目さぐりの焦だたしいその気持は、くそっ、ゴージャンノットの結び目に逢ったかと、折竹も嗟嘆の声をあげるばかり。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
ヨハネの黙示録をよみ、あれ程壮麗、ゴージャスな空想を天空に描き得る人は、どんな浄純な心霊のひとかと驚く。
— 一九二二年(大正十一年) 『日記』 青空文庫
そのくらい事理が分ったら煩悶もなかろう」「世の中と筍といっしょになるものか」「君、昔話しにゴージアン・ノットと云うのがあるじゃないか。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
哲学者なんてものは、よくごまかすもので、何を聞いても知らないと白状の出来ない執念深い人間だから、……」「どっちが執念深いか分りゃしない」「どっちでも、いいから、云って御覧」「ゴージアン・ノットと云うのはアレキサンダー時代の話しさ」「うん、知ってるね。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
それで」「ゴージアスと云う百姓がジュピターの神へ車を奉納したところが……」「おやおや、少し待った。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
あの教師もそこまではきっと知らないに違ない」「ところがその百姓が、車の轅と横木を蔓で結いた結び目を誰がどうしても解く事が出来ない」「なあるほど、それをゴージアン・ノットと云うんだね。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
木彫りの細部を仕上げるために、ゴージが必要です。
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彫刻家は、ゴージを巧みに使って作品を作り上げていきます。
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このゴージは、曲線を描くのに最適です。
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