木暗がり
こくらがり
名詞
標準
darkness under the trees
文例 · 用例
彼方の谷や峰ふところが怪しいぞ」 平家方の一将、梶原|平三景時は、どういう思惑があってだろうか、頼朝の潜んだ木暗がりを見届けながら、岩上に立って味方のほうへ大声あげながら手を振っていた。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
はははは」 彼の笑い声は、もう麓の木暗がりへ入っている。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
いちどは歌垣のやみまつりを見物にゆき、どこのたれとも得しれぬ年上の山家妻に引かれて宮の木暗がりで契ッたことと。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
冷え冷えと青い木暗がりをつつむ広大な城戸の内は、鑁阿寺の七堂|伽藍をもあわせて、裏山にまで屋形の屋根を望ませていた。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
生い茂る原生林の木暗がりに入ると、一気に空気がひんやりとした。
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木暗がりから突然鹿が飛び出してきたので、思わず足を止めた。
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夏の強い日差しを避けるため、公園の大きなケヤキの木暗がりで休んだ。
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