切子ガラス
きりこガラス
名詞
標準
cut glass
文例 · 用例
食卓には、いつも、切子ガラスの花瓶に、時節の花が挿してあった。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
わたしには、一二二人の子どもがいるんだ」 寮長は切子ガラスの灰皿に、タバコを押しつけた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
チョコレート入りの切子ガラスは、活動俳優老S氏からわたしの妻に宛ててあった。
— 松本泰 『謎の街』 青空文庫
ここの、廃園の奥にあるレーニングラード‐ヴ・オ・ク・スは丁度手綺麗な切子ガラスのオードウヴル(前菜)の皿のようだった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
天井からは、華美な切子ガラスのシャンデリヤが下がっていた。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
そこは、りっぱな広い部屋で、てんじょうからきりこガラスのシャンデリアがさがり、部屋じゅうをあかるくてらしていました。
— 江戸川乱歩 『仮面の恐怖王』 青空文庫