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従腹

じゅうふく
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼等は面従腹背を人の当然の行為であると信じてゐた。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
犬のヌケ穴からムリに身を現して一服もるという困難な所業が、全然他に活用する意志のない面従腹背の学習だということは誰にもはじめは分らない。
宝塚女子占領軍――阪神の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
そして、サビに対して面従腹背の難民に保護せられたものが宝塚少女歌劇であるということが分ると、宝塚を理解するのはもう手間がかからない。
宝塚女子占領軍――阪神の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
従腹背のトモガラがひそかに忠誠を誓った神を迎える逆上ぶりなのである。
宝塚女子占領軍――阪神の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
要するにこのトモガラは面従腹背を一生の定めとしていることを現しているようなものさ。
宝塚女子占領軍――阪神の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
彼等は面従腹背を人の当然の行為であると信じていた。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
それでいて、昨夜私が眠つていると思つて「くだらねえ文士だ」と吐き捨てるように言つた調子も續いていて、その二つが面從腹背と言つたふうの矛盾した態度にはならない。
三好十郎 肌の匂い 青空文庫