会する
かいする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
標準
to meet
文例 · 用例
たとえ昔のお房に再会するような事があっても、今の自分を十年の昔豪奢を尽した父の子とは誰れが思おう。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
しかしずっと年を取った後に、再びこうした規則正しく繰返される「試験」の峠を越そうとは予期しなかったが、そのおかげで若い日の学生時代の幻影のようなものを呼び返し、そうしてもう一度若返ったような錯覚を起こさせる機縁に際会するのである。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
毎回断っているとおり、相似の事実を指摘するだけで、なんらの因果関係を付会するつもりはないから誤解のないように願いたい。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
限りなき親しさと驚きの眼を以て私は君達のよろこびとかなしみとを理会する。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
支配人はアウギュスト・ロダンの名刺を妾に見せると、偉大な芸術家であるから、是非私に面会するようにと云うのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
彼等は土の中で密会する土鼠の雄と雌だった。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
○綾瀬川は荒川の一転折して南に向つて流るゝところにて、東より来つて会する一渠の名なり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
○鐘が淵は紡績会社の地先にして、隅田綾瀬の二水相会するところのやゝ下の方をいふ。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
標準
to encounter