外名
がいめい
名詞
標準
exonym
文例 · 用例
其品は いも なすび ふぢ豆の類なににてもよし かいわり菜(備後方言まびき菜) 外名をしらず きらひもの たうなす さつまいも ぼうふら(南瓜) 太中。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
岩間には岩鏡、一葯草其外名も知らぬ紅や白や桃色の花が咲きこぼれ、特に一面に叢生している石楠の大木は、殆んど白に近いほど極めて薄い桃色のさした花を枝も撓む許りにつけて、今や真盛りに咲き誇っている。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫
京都や安土のエケレジヤの建築様式については、南蛮|屏風や扇面|洛中洛外名所図などに徴して、ほぼ仏寺の体であつたと推定されてゐるが、これが地方へ行くと、むしろ武将の邸宅がそのまま会堂として提供された例が多い。
— 神西清 『ハビアン説法』 青空文庫
その外名前の知らない鳥がたくさんいて、ちょっと算えただけでも、十種類くらいの小鳥がくるようである。
— 中谷宇吉郎 『ウィネッカの秋』 青空文庫
途中、街道の古びた草紙屋で見つけて買い求めたのは、一冊の懐中絵図――その頃、まま版行された道中|細見、あるいは、御府外名所|手引などの類でありましょう。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
その深い青さの底には、なにか気ちがいめいたもの、――ほとんど偏執狂にも近い何物かが潜んでいる眼であった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
彼女も、おそらくは気ちがいめいていたであろう。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
――その光景には何か気ちがいめいた趣きがあった――さらに塔の尖端はバルコニー風になっていて、その胸壁が、まるでおどおどした子供の手か投げやりな子供の手で描かれたように、不確かな様子で、不規則に、ぼろぼろに、青空のうちにぎざぎざの輪郭を浮かび上がらせていた。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫
作例 · 標準
「イギリス」はイングランドに対する外名だが、国内では最も一般的な呼称となっている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その都市は現地の言葉と外名で呼び方が全く違うので、地図で確認する際に注意が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
歴史的経緯から、国の内外で異なる呼称(内名と外名)が使われる例は少なくない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro