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怠りなく

おこたりなく
副詞
1
標準
diligently
文例 · 用例
だから事件が錯綜纏綿して縺れながら読者をぐいぐい引込んで行くよりも、其地方の年中行事を怠りなく丹念に平叙して行くうちに、作者の拵らえた人物が断続的に活躍すると云った方が適当になって来る。
――長塚節著『土』序―― 『土』に就て 青空文庫
一行はしばらく其の足跡について、木立の中を、前後に怠りなく注意を配りながら進んで行った。
中島敦 虎狩 青空文庫
勿論、此頃には信長の方でも準備おさおさ怠りなく手配して居るのであって、かの大高城の如きも充分に監視して、兵糧の入ることを厳重に警戒した。
菊池寛 桶狭間合戦 青空文庫
しかしそれでもなお、まだ安全を期するため、予備行為を怠りなくして、そして夜中に不意に襲うつもりでいた。
コナンドイル グロリア・スコット号 青空文庫
だから事件が錯綜纏綿して縺れながら讀者をぐい/\引込んで行くよりも、其地方の年中行事を怠りなく丹念に平叙して行くうちに、作者の拵らへた人物が斷續的に活躍すると云つた方が適當になつて來る。
長塚節 青空文庫
一カ月六、七回の定日を怠りなく守った甲斐はあった。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
彼は早く起き、遅く寝て、耕作に怠りなく働いていると、あるとき村内で大きい法螺貝を見つけた。
捜神後記(六朝) 中国怪奇小説集 青空文庫
お前もその一人に加える筈であるから、あっぱれ一心をぬきん出て怠りなく仕まつれと、彼は千枝太郎にこまごまと言い聞かせた。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
作例 · 標準
例句
怠りなく(おこたりなく) — 幻辞.com