作中
さくちゅう
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #22514 · 青空 528 例
標準
within the story (of a book, play, film, etc.)
文例 · 用例
雪の上に殘つた足跡だの、死人が左手に掴んでゐた三本の縮れ毛だの、節穴からのぞいた鋭い瞳だの不思議な老人の出現だのと、好奇心は刺戟され、空想は活溌にはね廻り、作中の探偵と共に祕密を探る異樣な快感に醉はされながら、讀み始めると、私は終りまで本を離せなかつた。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
例へば、ルブランの好い頭が如何にほんたうらしく、起り得るらしく、あり得るらしく作中の事件事實を作り出してゐようと、無論あんなものが私達の現實社會にあり得る筈はない。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
作中の典拠を指摘する事が批評家の知識の範囲を示すために、第三者にとって色々の意味で興味のある場合もかなりにある。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
須永というあまり香ばしからぬ役割の作中人物の所業としてそれが後世に伝わることになってしまった。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
ちょうど先生が「吾輩は猫である」を書いていた時だから、さっそくそれを利用されて作中の人物のいたずら書きと結びつけたのであった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
寛政六甲寅十二月日――(小作中一度載之。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
作中の娘は、わが恋人で、そして、とぼんと立って読むものは小さな茸のように思われた。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
小郷を殺すのは、勿論作中人物だが、しかし、小田は鶴雄だとは考えたくなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
この小説の作中人物は、作者の体験が色濃く反映されているようだ。
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映画の作中では、主人公が困難に立ち向かう姿が感動的に描かれている。
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「このゲーム、作中のセリフがすごく現実的で、つい感情移入しちゃうんだよね。」
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